みをつくしのDTMブログ

DTMを始めます

音ゲーマー、曲を作る ③ミックスとマスタリング

 

ミックスとマスタリングの話をようやく書けそうな段階に入りました(前回投稿から1年半経過)。

 

前回の記事はこちら

 

音量を調整する

書籍やwebサイトを漁ったところ「とにかく音量バランスがあっていないといけない」ということだったので最優先で行いました・

 

他の音が流れていてもベース音とキック音が聴きとれる音量に、かつメロディ音がいちばん大きく聴こえるようにしました・

追記:アバウトにですが、メロディ音とベース音、バスドラムの音をほぼ同じくらいになるようにすると最低限整った音量バランスにできるのだとか。バンド演奏の前に音量を確認するのと同じことをやっているわけですね

 

定位を調整する

初期状態だとすべての音が中央に集まっているので、主に和音を鳴らしているパートを中央から動かします

Cubaseでは付属のプラグイン"StreoEnhancer"で音を広げられる。"Width"の値を大きくしてPad音を”ワイド”にした

 

EQで不要な帯域を遮断する

特に録音したギター音が低音が無駄に鳴っていたため、EQ(イコライザー)で不要な音だけを削り取るようにカットしました(先にこれをやるべきだっただろう)。

▲改めて確認してみたら削りすぎているかもしれない...カットした分だけ音量も減るので後からその分大きくするのも忘れないように

 

エフェクターについて

一般的なイメージとしてDTMをする際にエフェクターを複数立ち上げて音作りをして...などという雰囲気がありましたが、そういうことはほぼせずに制作を進めました(やろうにも知識が足りずできなかったため)。

また、シンセ系の音源はプリセットの時点で内蔵されているエフェクターを使用していることが多いため"それっぽい音"になってくれました。

 

自己流でやった結果Reverbを掛けすぎてしまった、というミスもあったので経験を積んで適切な扱い方をできるようになられければいけませんね(自戒)。

 

マスタリングについて

本来であればこの工程だけで職業として成り立つような分野なのでアマチュアかつ初心者な自分はこれで十分だろうと結論付けて、Ozone9(当時)を購入して思い切り頼りました。

Ozone 10 - iZotope Japan

 

製品としてはイコライザやマキシマイザーなど、マスタリングに必要なエフェクターがセットになったものという認識でOKかと。

 

AIによる自動マスタリング機能が製品ページによるとウリのようですがまだ技術的に実用的とは思えないため(昔の電化製品に「マイコン搭載!」と謳い文句が書いてあるような感じでしょうか)、その中のマキシマイザー(音圧を上げるためのエフェクター)をメインに使用しています。

 

エディションの違いによりできることは異なりますが、一番安いElementsでも十分制作ができるかな、と感じました。しょっちゅうセールをしていてミックス用プラグインのNeutron等と合わせて8000円くらいになってます。

 

...そんな作業を繰り返してイベント提出期限の2か月前くらいにそれらしく完成させられたため、急きょこの曲をBMS化することにしました。

 

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