みをつくしのDTMブログ

DTMを始めます

M3に初参加したときの話 【前編】

同人音楽のイベント"M3'23春"に参加しました。頒布までにしてきたことを書き残しておきます

 

mwtks.booth.pm

▲今回のアルバムはBOOTHにて販売しています。何卒よろしくお願いします


きっかけ


'22年末に「みをつくしさんも同人活動をしてみませんか?」と今回ジャケットを制作してくださったはまた氏に誘われたことで急きょ制作をすることになりました。
もっとも、いつかはそういうこともしてみたいなと思ってはいたのでちょうど良いタイミングだったでしょう。

▲はまた氏とは音ゲーを経由して知り合ったり。
最近ボルテのスタンプが採用されていてたりしています(宣伝)

 

...とはいえ無名の人間が頒布しても手に取ってもらえる可能性は低い…という考えに(だから今まで取り組めなかったわけですね)。


それで同人活動について調べたところ「一人で作るよりも複数人が合作したほうが知名度が上がって頒布しやすい」といった文言が見つかり、確かにそのとおりだなと感じてメンバーを集めました。

 

幸い活動を始めて1年半ほどの期間で縁ができた方はそこそこ居たので、その中から気に入った方、ないしスケジュール的に問題なさそうな方に声を掛けて"自分とフォロワーのみなさんの合作"をコンセプトに制作をしていくことになりました。
それぞれジャンルが異なる方を選出して自分が作れる楽曲ジャンルを増やすことも目的としています。

 

なので今回の目的は

①CDを制作して活動範囲を広げる
②合作を経験する
③作れるジャンルを増やす

の三つとなりますね。こうして並べると欲張り。

 

作曲について


合作のやり方はさすがに調べても出てこなかったので(もしかしたら今後見つかるかも?)完全に手探りで作業していくことに。


目下、自分がメロディと和音を考えた構成案をMIDIデータで送って、それを編曲してもらうという方向で話を進めていきました。
途中で楽曲の構成を大幅に変えたり、ボツを出したりしてどうにか6名のメンバーと楽曲を完成させることができました。あとVocaloidを使ってボーカル曲を初めて制作したり。

 

作業開始の段階からかなり時間を掛けて取り組んでいましたが結局完成したのは〆切ギリギリとなってしまい…もっと制作スピードを速くする必要があるな、と思い知らされました(去年までと比べるとものすごく早くなりました)。

 

ジャケットの制作


デザインのこともイラスト制作のことも基本的に知らないのではまた氏にお任せすることに。途中で楽曲制作もしていただけたmmmnkw氏もイラスト制作に加わって期待通りのクオリティにしてくれました。


後述の印刷依頼をするために"Adobe Illustrator"というデザイン用ソフトが必要だったのでその都度月額利用料を支払うことになるのかな、という気持ち。

他に代用できるツールが事実上存在しないので致し方ない。

 

印刷依頼


「初めてのCDは30~50枚ほどで作ると良い」みたいな話は人づてやネット上で目にしていたので忠実に従うことに。制作に携わった方や会場でごあいさつとしてお渡しすることを想定して55枚作って32枚を頒布することにしました。

 

せっかく素敵なジャケットを作ってもらったのでちゃんとした業者にて印刷依頼を行い、自宅でそれらを組み立てることにしました。
ひとつの業者ではすべての印刷を完結させられないようだったので

 

①ディスクの印刷依頼
②ジャケット/歌詞カードとバックインレイ(背表紙)の印刷依頼
③CDケースとOPP袋の用意

と三つに分けて、それぞれ用意することに。

 

①はACCEA様にて依頼。ディスクケースの販売も行っていたのですが厚さ5mmの薄いものしか取り扱っていなかったため自分で通販を使って用意しました。

DVDコピー・CDコピーのことならオンデマンド印刷のアクセア (accea.co.jp)

 

②はプリンパ様にて。印刷前に紙質のサンプルを取り寄せて質感を確認したうえで迅速に配送してくださいました

CDジャケット印刷 | ネット印刷のプリンパ (prinpa.net)

 

③はジャケットの案が完成次第用意することにしました(バックインレイのデザインが片面だけの場合を考慮して)。結果として片面のみのデザインだったのでトレイ部分が黒色のケースを注文して使用しました。

 

 

 

 

発注から到着までは

①が3営業日で発送、②は1~3営業日で発送(早くするほど料金が割り増しになる)と、想像以上に迅速に対応していただけたのでギリギリまで準備に時間を充てることができました。今後はもっと余裕を持たせたいですね(いつも言ってる)

 

組立作業はトレイの取り外し→バックインレイ(背表紙)の挿入に手間取ったり、何枚かバックインレイを傷つけてしまったりした以外は手間取りませんでした。ディスクを交換して書き込むのにそこそこ時間が掛かるので今後はパソコンを二台用意して作業するほうが良いかもしれませんね。

 

▲2日前に組み立てたCDたち。イーゼルと名刺スタンドはあらかじめ用意しておいた

 

そこそこ長くなったのでここまで、後半に続きます